社会保険料はこう決まる!
厚生年金保険料(毎年9月に変更されます。)
厚生年金保険料は、毎年負担料率が上がっています。
健康保険料とともに、労使折半ですので、企業負担も増え続けています。

健康保険料(毎年3月に変更されます。)
健康保険料は、都道府県によって料率が変わってきます。
厚生年金保険料とともに、労使折半です。
定時改定と随時改定
社会保険料の算定基礎額は毎年4月~6月の報酬を基に計算される定時改定とそれ以降に2等級以上の変動があった場合に適用される随時改定があります。
給与減額を伴う選択制確定拠出年金においては、標準月額の変更を伴うことで、労使ともに社会保険料の削減の可能性が出てきます。
定時改定

随時改定

1等級でも変わるとオトク!

注意
選択制確定拠出年金の導入は一年中可能ですが、社会保険料の算定時期を考えた場合、できるだけ4月導入に間に合わせたほうが導入時から最大限、社会保険料の削減メリットを取ることができます。もちろん、間に合わなかったとしても、次の4月を待つよりは、早めに導入をして、税制メリットを取ることをお勧めします。
また、役員の場合は、社会保険料の減額メリットをとるために役員報酬を減額する際は、役員報酬の期中変更にならないように気を付けてください。詳しくは、税理士にご確認ください。